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スキーの名称について

今回はちょっとお勉強です。

ウィンタースポーツ未経験者の方のためにわかりやすく「歩くスキー」なんて表現をしてきましたが、今後、ちょっと深い話をしたり、技術的な解説するときなんかに「歩くスキー」ではいろいろ問題もでるかと思うので、まずは歩くスキーの分類や名称について解説します。

実際のところ、日本国内で同じ名称が違う意味で使われたり和製英語があったりしてして、業界内でも用語の統一されていないので、細かいのニュアンスの違いなんかは気にしないぐらいの気持ちで読んでくださいね。

まずは、遊び方のジャンルとその道具の名称です。

ノルディックスキー
訳すると北欧のスキーって感じでしょうか。
スキー板とブーツを固定する際につま先部分のみを固定し、かかとが浮くスキーの総称です。
スキー発祥の地である北欧のスキーは、もともとは雪上での生活の道具なので、歩きやすいようにかかとはスキー板に固定しなかったのです。この生活道具だったスキーがスポーツに進化する過程で「滑る」「走る」「跳ぶ」三要素に別れて発展し、のうち「走る」「跳ぶ」の要素を受け継いだスキーです。
かかとが浮くスキーはすべて含まれるので、オリンピックなどで「ノルディック競技」というと、走る「クロスカントリースキー」や飛行距離を競う「スキージャンプ」などが含まれます。
さらにオリンピック種目ではありませんが、近年愛好者が増えている「テレマークスキー」も含まれます。
ヒールフリースキーとほぼ同義です。

アルペンスキー
訳するとアルプスのスキー
先ほどの生活道具としての北欧のスキーがスポーツとして「滑る」要素を突き詰めた結果、スキー板にかかとも固定するようになったスキーです。ヨーロッパアルプスの急峻な斜面でも安定して滑れるように工夫されたのでこの名がつきました。
日本でスキーと言えばこれをさすのでみなさんおなじみだと思います。滑る性能を突き詰めた結果、歩く機能を排したスキーとも言えます。
一部に、歩く際はつま先のみ固定し、滑る際にはかかとを固定する「山岳(アルパインツーリング)スキー」というのもありますが、滑る歳にはかかとを固定するのでアルペンスキーに分類されます。

ヒールフリースキー
ノルディックスキーとほぼ同義です。
滑る歳にもかかとを固定しないのでこう呼ばれます。
「ノルディックスキー」では競技(特に走る系)のイメージがあるので、斜面を滑ることを重視しつつもかかとは固定しない「テレマークスキー」の別称として使われることも多いです。

テレマークスキー
訳せばテレマーク地方のスキーと言ったところでしょうか
ノルウェー南部の地名で、かかとの浮く「ノルディックスキー」でも安定して斜面を滑るための技術がこの地で発展したのでこの名がつきました。「ノルディックスキー」でも足を前後に開くことで安定して滑ることができる「テレマーク姿勢」という独特の技術を使います。
1組のスキーで「滑る」「走る」「跳ぶ」三要素を満たすというかつてのスキーの原点に戻ったスキーと言えます。
スキーのスポーツ化によってテレマークスキーは一度廃れましたが、アメリカのアウトドアブームよって復活した歴史を持つことから、現在のテレマークスキーを「モダン(現代的)テレマーク」と言う人もいます。

クロスカントリースキー
ノルディックスキーの中で「走る(歩く)」性能に重点を置いたスキーです。
歩きやすいようにスキー板とブーツはつま先のみ固定します。
走り(歩き)方のスタイルやフィールドによって、板の太さ、エッジの有無、ブーツの剛性など種類に富んでおり、近年斜面を滑る性能を重視した道具の出現により、テレマークスキーとの境界があいまいになっています。

スキー分類図

と、スキーのジャンルを図にしてみたんですが、どうでしょうか?
左から右へ行くにつれ滑る性能が重視され、歩く性能は落ちていきます。
クロスカントリースキーの中に滑り重視のモデルがあるように、テレマークスキーにも歩き重視のモデルがあるので、最近はジャンル分けができないものもあります。


さて
ここからは遊び方ののみに使われる名称です。

バックカントリースキー
強引に訳すなら「裏山スキー」でしょうか
人の手のによる整備が入っていない、もしくは手入れの少ない場所でスキーを楽しむことです。
ヘリコプターでしかいけない雪山の山頂からアルペンスキーやテレマークスキーで滑ることも、積雪期は使われていないトレッキングルートをクロスカントリースキーで歩くことなど、人工的に整備されていないところで各種スキー楽しむことはすべてバックカントリースキーと呼ばれます。
しかし、なぜか日本では「バックカントリー」と言うと森林限界付近へ行き急斜面でスキーをする意味で定着しています。
北米や北欧ではクロスカントリースキーのバックカントリースキーが盛んなので、商品名に「back country」やその略字である「BC」が入ったものも多く、海外のサイトでバックカントリー用の道具を買ったら、クロスカントリー用の道具だったなんていう失敗談も聞きます。

ネイチャースキー
上記のノルディックスキーを使って、自然体験活動をすることです。
和製英語で長野県の自然活動家が使い出し、日本中に広まったと言われています。
ですから、海外や外国人さん相手には通じませんのでご注意ください。
日本各地でネイチャースキーツアーがありますが、その地やツアー内容に応じた種類のスキーを使います。

これから冬のアウトドアを知るにあたって、ひとまず知ってもらいたいスキーのジャンルです
かなり大雑把な説明になってますので、興味が出た方はまた聞いてくださいね。
それではまた次回

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